2010年9月アーカイブ

世界のエアポートから。

今日は、ローマのエアポートから。(いまはウィーンにいます。)

 

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この真ん中の「正座」ですかね?

 

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手作り感のあるボーディング。(降りるとこだけど)

園田隆一郎さん。

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ローマで1年半ぶりに再会した、指揮者の園田隆一郎さん。

 

http://www.ryuichirosonoda.com/

 

ぼくの芸大の1学年先輩で、ヤマカズさん(山田和樹さん)と同級生。

 

たぶん学生時代以来、ひさびさに声も聴いていただけて、

 

前に進む力をもらった。

 

同じ時期に大学にいた中から世界的に活躍するマエストロが何人も出ていて

 

たのしいなぁ。

 

またすぐに!

せかいはせまいゼ。

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世界の機内から。

 

ほんのちょっとだけ用事でイタリアに行っていました。

 

半年ぶりだけど、ふるさとのなまりなつかし(イタリア語)。

 

ウィーンからローマまではアルプスを越えてたったの1時間半。

 

国際フライトだけど機内は日本の国内線よりこじんまりしています。

 

格安航空会社の運賃もタイミングによっては日本の高速バスのような感覚。

 

せかいはひろいけどせまいゼ。

今日のミッション。

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市場で小道具を仕入れて、日本のステージで使います。

ハイドンだらけ。

もう日曜日のことだけれど、

 

ウィーンから電車で1時間のアイゼンシュタットという街に行ってきた。

 

オーストリアの車窓から。

 

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アイゼンシュタット駅。            

 

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日豊本線の駅を思い出す。

 

アイゼンシュタットは、ウィーンの隣の州の州都なんだけどね。

 

オーストリアがいかにのどかかというハナシ。

 

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駅前。宮崎神宮駅のようだ。

 

この駅前から目的の建物を目指して歩くと、誰でも気づくことがある。

 

ハイドンのぼり。

 

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ハイドンホテル。

 

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ハイドンケーキ。

 

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ハイドンだらけ。

 

この街の貴族、エステルハージ家にハイドンが仕えたことにより、

 

アイゼンシュタットは「ハイドンの街」として知られていて、

 

ぼくはその街で行われる「ハイドン音楽祭」の最終コンサートを聴きにでかけたのだ。

 

エステルハージ家の宮殿。

 

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ウェルカムファンファーレ。

 

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宮殿の中。

 

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コンサートのあるホール。(宮殿の中)

 

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駅からの道のりではほとんど誰にも会わなかったのに、

 

宮殿のそばにつくと、

 

バスを仕立ててどこからかコンサートを聴きにきたひとたちを見かけた。

 

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音楽祭の日程は2週間で、チケットは完売。

 

実はぼくの論文の指導教授がこのハイドン音楽祭の総裁で、

 

ぼくはこのたった人口12000人あまりの街が、

 

いかに2億円弱の予算の音楽祭を運営して、

 

ヨーロッパの有名音楽祭のひとつに名を連ねているか、

 

の謎を解きたいと思っている。

 

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)。

 

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世界の宮殿窓から。

 

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世界のジャパンから。

ウィーンの市立図書館から。

 

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ジャパンのMANGAはドイツ語に翻訳されて

 

市立の図書館で借りられるくらい人気だ。

 

ぼくもドイツ語にまだ慣れないころ、

 

「ドラゴンボール」や「めぞん一刻」でドイツ語を勉強したものです。

 

悟空がクリリンに「おまえ、ばかやろう!」とか言っちゃうので、

 

そういうのはあんまり覚えちゃいけないんだけどね。

 

世界のジャパンから。

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ウィーンのスーパーから。OKRA.

 

おくぅぅぅぅるるるるぁぁぁ。

 

うまい。

世界の注意書きから。

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ウィーン国立歌劇場の指揮者の楽屋の扉。

 

段差注意!の絵に、誰かが指揮棒を描き足したようだ。

 

日本でやったらおこられるだろーけど。

 

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国連都市ウィーンで、国際機関にお勤めの水間さん。

 

音楽家より音楽に詳しい水間さんが任期をおえ、

 

もう日本に帰ってしまわれるのが本当に残念だ。

 

短期間で、多くのことを学ばせていただいた。

 

チャイコフスキーの人生とか、「悲愴交響曲」のファゴットの美しさから、

 

カステラやレバーの生姜煮の作り方とか、シソの育て方とか。

 

演奏はとても大事だけど、大事なのは演奏だけじゃない。

 

視野を広く。

間違いさがし。

有名なフランスのうた、「アヴィニョンの橋の上で踊ろう」。

 

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街角で見つけた楽譜に間違いがあります。

 

ヒント:4分の2拍子。

 

↓オマケ

 

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アヴィニョンの橋。

世界の路上から。

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南フランス、プロヴァンスの路上から。

 

オペラ「椿姫」の有名なアリアで、「プロヴァンスの海と陸」といううたがあって

 

父ちゃんが傷心の息子に、「美しい故郷に帰ろうぜ」と慰めるうたなんだけど

 

地名としては15年くらい知っていても、その海と陸がどんなに美しいかって。

 

父ちゃんは何をもって息子を慰めたかって。

 

何事も百聞は一見にしかず。

世界の路上から。

シューベルトの生まれた家。

 

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その正面に、シューベルト通り。

 

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うちから徒歩3分。

 

今後のコンサートのためにシューベルトの作品を集中して勉強しています。

 

実はいままでほとんど演奏する機会がなかったのだけど、

 

彼が活躍したウィーンで、しかも彼が生まれた家のすぐ近くで、

 

シューベルトに向き合うことができるのは運命だと思う。

 

幸せだ。感謝。

世界のトイレから。

今日は、スペイン・バルセロナのトイレから。

 

ボーイズ用。

 

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ガールズ用。

 

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ぼくのホームページとブログを作って管理・更新してくれているのは

 

ミキさんという中学からの友達で、ダンナもまとめて中学からの親友で、

 

みそじのわりには非常に長い付き合いだ。

 

200396日に、その夫婦にヒナちゃんという娘が生まれたとき

 

親しい友達にこどもが生まれたことにあまりに興奮したぼくは

 

生まれたその日に病院に会いにいった。

 

いま思うとすげー迷惑だったと思うのだけど、会いにいった。

 

イタリアに留学していたころには、イタリアにも遊びにきてくれた。

 

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生まれたその日から知っているヒナちゃんが、7歳になった。

 

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おめでとう、また会おうね。

船出によせる抒情。

今日もウィーン国立歌劇場。

 

9月から翌年6月まで300公演上演する劇場の、シーズン開幕公演。

 

それにしても今日が特別なのは、今シーズンから新たに就任した

 

劇場の新総裁と新音楽監督の初めての公演だからだ。

 

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10ページの号外が出るほどの注目ぶりだ。

 

ザック・ジャパンの最初の試合だと考えれば、それに近い。

 

節目好きなぼくとしては、新総裁による新シーズン開幕の日に、

 

どうしてもその場にいたかった。

 

新総裁が自分の船出に選んだ演目はワーグナーの「タンホイザー」。

 

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ところでぼくが2003年に東京に新国立劇場にデビューをしたのは、

 

やはりそのシーズンから就任した新芸術監督ノヴォラツスキー監督の

 

監督としての最初の公演「フィガロの結婚」だった。

 

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22歳のぼくをオーディションで選んで彼の船出の公演にキャスティングしてくれた

 

そのノヴォラツスキー監督が東京就任前までいたウィーン国立歌劇場で、

 

ぼくはいま仕事を手伝い、劇場経営を学ばせていただいているのだ。

 

デビューは7年前。ウィーンでの仕事は3シーズン目。遠い目。

 

ところで今日のチケットは楽屋口に預けてもらって受け取ったのだけど、

 

ぼくのボスはDaichiの名前を正しく発音するが、書くとちょっと間違うみたい。

 

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Daitschi」。

 

そんなことは世界の広さにくらべればさほど重要ではないのだけどね。

 

船出を祝おう。

殿堂のファン感謝祭。

世界のオペラの殿堂で、本日指揮デビューしました。カジュアルで。

 

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あー、夢がかなった。

 

ウィーン国立歌劇場の年に一度のシーズンオープニングイヴェントは

 

「開かれた扉の日」と名付けられている。

 

入場無料(事前申込制)で、普段入れないゾーンまで公開するだけでなく

 

劇場に働くみんなが一般のお客さんをむかえて、

 

「オペラはどう作られているか」について体験してもらおうイヴェントだ。

 

開場前のひとだかり。

 

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オペラリハーサル風景公開。

 

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バレエリハーサル風景公開。

 

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ヘア・メイク体験。

 

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オーケストラリハーサル風景公開。


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衣装展示と、実際衣装着てみる?体験。

 

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1978年初演の「カルメン」ドン・ホセの3幕の衣装。

 

過去にこの衣装を着たひと→ドミンゴ、カレーラス、リマ、クーラ。

 

32年分の大スターの汗がしみついている。

 

ステージ上で、舞台で使う雪を作るところをみて喜ぶこども。

 

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そして、舞台機構のすばらしさと舞台スタッフの技術がわかるでショー。

 

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日本でも、プロ野球の球団はファン感謝祭をやるよね。

 

ファンあっての球団、ファンあってのオペラハウス。

 

このオペラハウスにかかわる1000人の働いているひとが、

 

いかにオペラが作られているかをファンに伝え、

 

いかに身近な文化であるかをまだファンじゃないひとにも伝え、

 

ファンやファンじゃないひとはそれを受け止める。

 

そしてチケットを買ってオペラにいく。コンサートにいく。

 

それがオペラハウスをサポートするということ。文化を育てるということ。

 

クラシックコンサートにはなかなかお客さんが入らなくて・・・とか、

 

音楽を提供する側がもう最初からそういうもんだと思って、

 

いままでどおりのことだけをやって嘆いている時代ではないと思う。

 

未来のために学べることは本当にたくさん転がっている。

 

あとはそれにちゃんと気付いて、実際にやるかどうか。

 

演奏するひとも、舞台裏から支えるひとも。

 

↓オマケ

 

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デイリーヒラノ。

この音楽の都で。

ウィーンフォルクスオパーのシーズンオープニングコンサート。

 

近所の公園で、入場無料で、出入りも自由で、屋台も出て、ビール飲むのも自由で。

 

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ぼくは「夏のロックフェス」というのには行ったことがないけど、

 

こんなかんじなのかなぁ、と思った。

 

オープンエアで、思い思いに音楽を楽しむ。

 

違うのは、舞台の上にオーケストラがいて、指揮者もいて、

 

オペラ歌手がオペラやミュージカルやオペレッタを1曲ずつ歌っていくこと。

 

紅白歌合戦くらいのタイミングで登場する司会者は、

 

曲目の紹介と一緒に、「この音楽の都でシーズンがはじまるのを祝おう!」

 

と何度も何度も繰り返していた。それには誰も異論はない。

 

この街が世界の音楽の首都であるという誇り。

 

スポンサーは、国営テレビ局。

 

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企業もしっかりと文化をなくてはならぬものとしてサポートする社会。

 

遠い外国のハナシじゃなくて、日本もどんどんこうなっていくといいなぁ。

 

↓オマケ

 

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ひとごみの中から歌劇場の同僚たちの活躍を見守る、

 

フォルクスオーパー専属歌手3シーズン目、平野和くん。

 

この日曜日にはレナート・ブルゾンと「椿姫」で共演する。

 

オペラ歌手メジャーリーガー、もっと報じられていいと思う。

世界のジャパンから。

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とあるレストランの看板。

 

英語がないのにジャパン語でようこそいらっしゃいました(せ)。

 

ジャパン語、英語に勝つ。

海からの気づき。

自分の暮らす場所を離れてはじめて訪れる町を歩いてみると、

 

自分が生きてきた人生と違う人生がずっとその場所にあることに気づく。

 

あたりまえだけどね。

 

たとえばその海辺の町で、自分が生まれるずっと前から

 

たとえば50年間、毎朝魚をとって売っているおばさんがいるということ。

 

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自分の人生や生活を中心に物事を考えがちだから、そういう気づきも大事。

 

91日、新シーズン。

 

気持ちを新たに。

*『藤木大地』オフィシャルHP

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カウンターテナー歌手。
2012年、日本音楽コンクール第1位。カウンターテナーとして史上初の優勝者となり、大きな話題となった。13年にボローニャ歌劇場にデビュー。14年、15年には N H K ニューイヤーオペラコンサートに2年連続出演し、さらにはウィーン国立歌劇場と14/15シーズンの客演契約を結ぶなど、国際的な活動を展開する、現在最も注目を集めるアーティストのひとりである。東京藝術大学卒業。新国立劇場オペラ研修所修了。新国立劇場にテノールとしてデビュー後、ボローニャ、ウィーンに留学。11年にカウンターテナーに転向。12年国際ハンス・ガボア・ベルヴェデーレ声楽コンクール世界大会にてハンス・ガボア賞を受賞。宮崎市出身。ウィーン在住。
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