2012年4月アーカイブ

マタタビ。

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なかなかリアルタイムで書けないのだけれど、


ジャパンなう。


いろんな土地で友人や、仕事相手や、はじめて会うひとが、


ポジティブなエネルギーでぼくに接してくれている。


ぼくはこの身体と、いくつかの、あるいはひとつのトランクでタビをし、


いろんな状況で歌がうたえている。


明日もいい歌がうたえるといいな。


それは自分次第。


これだけ環境に恵まれているのだから。


集中して、心を開いて、無心に音楽を。


おやすみ世界。

ロンドン風景。

もう賞味期限切れなので、ちょっとだけよ。


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サクーラ。


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楽譜屋。


さすが、The Country.


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極度乾燥(しなさい)と書いてあります。


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とある音楽室の壁には、


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だ、そうです。


そういえば英国では、


「コーヒー飲まない?」


とは誘われない。


「紅茶飲まない?」


と誘われる。


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わかるかね、ワトソン君?


@憧れのベーカー街。

リーさん。


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9年ぶりにリーさんに再会した。


先月、ドイツのシュトゥットガルト州立劇場で。


2003年に東京のフィガロの結婚で共演して以来。


リーさんは当時はドイツのハノーファーの劇場の専属で、


共演の同僚とはドイツ語でコミュニケーションをとっていた。


ぼくは当時ドイツ語が全然できなかったし、


彼は英語が得意ではなかったので、


たどたどしくコミュニケートする中で、


同部屋だった一番最後の公演の楽屋で、


ぼくの声のことについて、アドヴァイスしてくれた。


あのときのこと、すごく覚えてるし、感謝してるんだよね、


とドイツ語でリーさんに伝えた。


ようやくぼくらは、同じ言語で自分の思う事を伝えあえるようになった。


あのとき1歳だった娘は、もう10歳だよ、と。


時は流れている。


時は流れても、お互いが音楽を一生懸命やっていれば、


世界のどこかで再会できるんだよね。


音楽界とはそういう世界だ。


不思議だけど。


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夜の公演を待つ舞台上で。(ぼくはうたってません。)


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専属歌手のリーさんの楽屋には、


ぼくがテノール時代に憧れ抜いたヴンダリッヒの肖像。


彼もこの劇場でうたったんだ。


そして、きっとこの鏡をみてメイクしたはず。


CDでしか知らなかった憧れの世界に、いつのまにか触れられた気がした。


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ドイツ・シュトゥットガルトの春。


一ヶ月前の。


いまはウィーンにいます。

ダブリン景色。

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屋根。

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道。

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教会。(ここでコンサートをした。)

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パブ。

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お願いしてつくってもらったホットレモネード。


ダブリンにいく直前から風邪をひきかけていたので、


葛根湯やら、ジンジャーティーやら、風邪薬やら、プロポリスやら、


思いつく限りの自分治療をしていたので、


せっかく新しい街にいっても、観光もせず、


コンサートに呼んでもらったのに声が出ないわけにはいかないので、


アイリッシュウィスキーもギネスビールも飲まず、


ひたすら体力温存につとめたダブリン滞在。


ホスピタリティに救われたコンサートでした。


ホテルじゃなくてホストファミリーのお宅に滞在したのだけれど、


はじめて会うアジア人な歌手を、


それはそれはもてなしてくれて、


いつでも戻ってこいよ、と。


せっかくだからもっと交流したかったけど、


風邪だったからひたすら寝かせてくれて、


風邪にきくなんとか紅茶をつくってくれて、


あの紅茶の味を忘れないでくれよ、


ダブリンの本をプレゼントするから思い出してくれよ、


次のコンサートにまた呼べるようにおまえのこと宣伝しとくよ、と。


あったかいなーと。


またいきたいなー。

*『藤木大地』オフィシャルHP

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カウンターテナー歌手。
2012年、日本音楽コンクール第1位。カウンターテナーとして史上初の優勝者となり、大きな話題となった。13年にボローニャ歌劇場にデビュー。14年、15年には N H K ニューイヤーオペラコンサートに2年連続出演し、さらにはウィーン国立歌劇場と14/15シーズンの客演契約を結ぶなど、国際的な活動を展開する、現在最も注目を集めるアーティストのひとりである。東京藝術大学卒業。新国立劇場オペラ研修所修了。新国立劇場にテノールとしてデビュー後、ボローニャ、ウィーンに留学。11年にカウンターテナーに転向。12年国際ハンス・ガボア・ベルヴェデーレ声楽コンクール世界大会にてハンス・ガボア賞を受賞。宮崎市出身。ウィーン在住。
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