2013年4月アーカイブ

ボローニャだよ。


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無事着いてます。


着いたその日からオペラのリハーサルがはじまっています。


日本のプロダクションに比べて格段にリハの期間が短いので、


演出家の言う事も、指揮者の言う事も、


1を聞いてすぐに10を実現しないといけないかんじです。


なんともアタマも想像力も経験も使います。


そういうのが楽しいんだけどね。


さすがに大移動の疲れで、健康でいることに精一杯。


イタリアで働く幸せを感じるにはもう少し時間がかかるかな。


ボローニャに帰ってこれた、という実感はなんとかあります。


寝ぼけていると自分がどこにいるのかわからなくなるけどね。


また書きます。

ありがとうジャパン。

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東京、青森、宮崎(串間、綾、日南)、金沢、大阪、鹿児島、北九州、名古屋。


よく歌いました。


各地で聴いてくださったみなさん、


共演のみなさん、


主催、サポートしてくださったみなさん、


応援してくださったみなさん、


毎回すばらしい仲間と環境で気持ちよく音楽ができました。


大感謝。


大幸福。


ボローニャにいってきます!


おまけ。


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こころづよき再会。


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セントラル愛知交響楽団さんとの前日リハーサル。


初めて歌う名古屋だし、オケに誰も知り合いなんかいないだろう、


と思っていた。


リハの時間になって、舞台にあがって、ソリストとして紹介していただいて、


その間になんとなくみなさんの顔をながめていたそのとき、


クラリネットの席に、にこにこしている大学の同級生を見つけたときの、


いとしさとせつなさと心強さといったら!


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岡村理恵ちゃん。


お互い連絡先もしらない、何をしていたかもしらない、卒業からのこの10余年。


ずっと交わらなかった線と線がふたたび重なって、


プロになって仕事場で再会できることほどうれしいことはない。


ソリストとしてオケと共演させていただくということは、


その地で長年の歴史の中で完成された数十人のプロの音楽家の集団の中に、


たったひとりでその数日だけお邪魔するということなのです。


そこにひとりでも知っているひとがいると、ほっとします。


それが久々の再会だったら、うれしさもますます。


あしたは楽しくうたえそうだ。


久々の夜公演だから午前中はゆっくりすごします。


おまけ。


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イタリア用。

4/25名古屋公演プログラム。

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2013年4月25日 名古屋公演 プログラム

藤木大地(カウンターテナー)

セントラル愛知交響楽団

 

ヘンデル(1685-1759)作曲

Georg Friedrich Händel

 

オペラ「セルセ」より 樹木の陰で(ラルゴ)

 Ombra mai fu "Serse"

 

リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)作曲

Richard Strauss

 

万霊節

Allerseelen Op.10-8

 

あした

Morgen! Op.27-4

 

献呈

Zueignung Op.10-1


 ロッシーニ(1792-1868)作曲

Gioacchino Rossini

 

オペラ「タンクレディ」より おお祖国よ〜この胸の高鳴りに

Oh Patria! - Di tanti palpiti „Tancredi"


4月25日(木)18:30 愛知県芸術劇場コンサートホール 詳細

日本ツアーほぼ終了。

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4月20日、北九州市立響ホール。


いっぱい(ほぼ満員)でしたね、ありがとうございます。


東京、青森、大阪、鹿児島、北九州、と続いた、


日本音コンの優勝ツアーもぼくはこれでほぼ終了。


今週の名古屋はセントラル愛知交響楽団との共演(たのしみ)なので、


ピアノとの共演はこれでおしまいでした。


紘子ちゃんどうもありがとう。


今回のツアーではピアノ伴奏の公演が4つあったので、


ぼくはAとB、ふたプログラム(20分)を組んで2回ずつ演奏したんだけど、


新鮮さと緊張感と慣れと、


ツアー後半になるほどよりうまくバランスをとることができた気がします。


毎週末の移動と公演は体力的にはなかなか大変なのですが、


いい仲間たちとのツアーで、リラックスしてできました。


そもそもぼくは、6月に「6日連続オペラ出演」の週があるので、


いまこんなスケジュールでへばるわけにはいきません。


日本音コンツアーはあと栃木、徳島がちょっと離れた日程であるのだけど、


ぼくはどちらもオペラが重なっていて行けません。


いつか宮崎で「この」公演ができたらいいなと思ってます。


どなたか手を挙げてくださいませんか!


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さて。


明日名古屋に移動、


あさって名古屋で夜公演のあとに東京に移動、


しあさって早朝に成田からウィーンに移動、


ウィーンには時差の関係でその日の夕方に着いて、


トランクの中身だけ入れ替えて、


その翌朝ボローニャに移動、


ボローニャ空港に到着した50分後に劇場でオペラのリハーサルに合流、


という鬼スケジュールです。




「2013年注目のプロダクション」として、


今週からリハーサルに合流する、


ボローニャ歌劇場の「クレーリアの勝利」とフジキが紹介されています。


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いくぜメジャーリーグ。

4/20北九州公演プログラム。

2013420日 北九州公演 プログラム


藤木大地(カウンターテナー)、河野紘子(ピアノ)

 

ハウエルズ(1892-1983)作曲

Herbert Howells

 

ダヴィデ王 King David


 ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)作曲

Ralph Vaughan Williams

 

静かな真昼「命の家」より Silent Noon „The House of Life"


 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)作曲

Richard Strauss

 

万霊節 Allerseelen Op.10-8


献呈 Zueignung Op.10-1


 武満徹(1930-1996)作曲

小さな空


 パーセル(1659-1695)作曲 ブリテン(1913-1976)編曲

Henry PurcellBenjamin Britten

 

ばらよりも甘く Sweeter than roses


優勝ツアーも佳境です。


来週の名古屋公演はオーケストラなので、


ピアニスト河野紘子さんとの共演は北九州まで。


優勝者が全員集まるのもこれで最後。


ただ、楽しみましょう。


4月20日(土)14:30 北九州市立響ホール(福岡)詳細

花はきりしま。

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宿泊したホテルにポスターをみつけ嬉々として出発前に写真をとるわれわれ。


鹿児島公演といえど、みやまコンセールというホールは霧島市にあります。


宮崎県からは隣なので、いいホールだという評判は経験者から聞いていました。


前日、ホールリハ、客席は空っぽ。


ステージの自分に返ってくる音と、


仲間のリハを客席で自分が聴く音と、


録音した自分の演奏の音が違う。


ちょっと悩んだ。


当日、ゲネプロ。


なんとなくホールのことをつかめてきた。


本番、客席はいっぱい(ありがとうございます)。


最初の一声をだして、悩みはすぐに解決された。


評判どおりのいいホールでした。


いいホールは、


客席にひとがはいったときに一番いい音が鳴るように作られている。


おかげさまで、最近いろんなホールで歌う機会があって、


ホールの個性も響きもそれぞれ、


歌手としては、立ち位置が一歩違っただけで客席に届く音がかわる。


その一番いいポイントを早くみつけて、


一番いい音を客席に届けるのも大きな仕事なんですね。


ホールで前日からリハできるなんて贅沢でありがたいことです。


そして音楽家は、ホールで演奏してこそうまくなると思う。


優勝ツアーも折り返しました。


1公演ずつうまくなれてるといいなと思ってます。


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楽屋まわりのケータリングの個性も、ツアーのたのしみ。


ちなみに青森ではりんごチップス、りんごジュースでした。


鹿児島ではこれ。


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おまけ。


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あしたからかごしま。

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スーツケースの人生。


長かった今回の日本滞在のおわりがDANDANみえてきて、


アタマがDANDAN次の目的地イタリアにむかっている。


今日はボローニャでやるオペラの台本(イタリア語)をひたすら音読してみて、


まぁ、それはつまり俳優さんが台本を読む作業なのだけれど、


アタマをイタリア語にすると、


気分もイタリアーノになりました。


明日新幹線の中でこっそり続きを小声で音読します。


行き先は鹿児島だけどね。


鹿児島公演のプログラムにイタリアものは入れていないので、


英国ものやドイツものが、


イタリア風にならないようにしなければならない。


ちなみにぼくは、鹿児島は日本のナポリだと思ってます。


日曜日みやまコンセールでお会いしましょう。


4月14日(日)14:00 みやまコンセール主ホール(鹿児島)詳細

嵐。

嵐が来るので、気をつけておこしください。


嵐が来るので、チケットは完売してますが空席が目立つかもしれません。


そんなアナウンスをいただいて登場したのである。


4月6日、オオサカ。


ステージに出てみれば、満席。


そりゃうれしいですよ。


主催者の方々の販売努力のおかげです。


ありがとうございました。


それにしても実はこの10日間くらいで3回も行った大阪。


一回は、イタリアでの就労ビザを申請しに日帰り、


もう一回は、金沢にいく途中で乗換で。


やっと大阪の舞台に立てました。


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女性と同じ楽屋だったのなんてはじめてで、どきどきしたわ。




おまけ。


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うちあげ。

4/14鹿児島公演プログラム。

2013年414日 鹿児島公演 プログラム

藤木大地(カウンターテナー)、河野紘子(ピアノ)

 

ヴォーン=ウィリアムズ 作曲

Ralph Vaughan Williams1872-1958

 

輝かしきは言葉の響き 「旅の歌」より

Bright is the ring of words „Songs of Travel"


リュートを弾くオルフェウス Orpheus with his lute

 

リンデン・リー Linden Lea


 ヴォルフ 作曲

Hugo Wolf1860-1903

 

隠棲 「メーリケの詩による歌曲集」より

Verborgenheit „Lieder nach Texten von Eduard Mörike"


リヒャルト・シュトラウス 作曲

Richard Strauss (1864-1949)

 

あした Morgen! Op.27-4


武満徹(1930-1996)作曲

小さな空


パーセル 作曲

Henry Purcell1659-1695

 

夕べの讃歌 An Evening Hymn


4月14日(日)14:00 みやまコンセール主ホール(鹿児島)詳細


うたは、ぼくらにさまざまな感情をあたえてくれる。

レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ(1872-1958)のうたは、イギリスの田園風景を思い浮かばせる牧歌的な情緒が魅力だ。「輝かしきは言葉の響き」と「リュートを弾くオルフェウス」では音楽や芸術の永遠性が、「リンデン・リー」ではふるさとへの郷愁が美しいメロディーでうたわれる。

フーゴ・ヴォルフ(1860-1903)の「隠棲」は孤独の中にひとすじの喜びが隠れ、リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)の「あした」は光と希望に満ちている。

同じ時代に生きた彼らの音楽は、いま同じ時代に生きているぼくらに響く。

武満徹(1930-1996)の「小さな空」は、ラジオドラマの主題歌だった。心にしみる詞と曲に、子どものころを思い出す。

きょうはヘンリー・パーセル(1659-1695)の「夕べの讃歌」で幕を閉じよう。

"いま、太陽はその光にヴェールをかけ、おやすみ、と世界にむかって言う。ぼくの肉体はやわらかいベッドで、ぼくの魂は神のもとに憩う。そして、きょうもぼくを生きのびさせてくれた慈悲を讃えてうたうのだ。ハレルヤ。"

 

藤木大地

4/6大阪公演プログラム。

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201346日 大阪公演 プログラム


藤木大地(カウンターテナー)、河野紘子(ピアノ)

 

ハウエルズ(1892-1983)作曲

Herbert Howells

 

ダヴィデ王 King David


 ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)作曲

Ralph Vaughan Williams

 

静かな真昼「命の家」より Silent Noon „The House of Life"


 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)作曲

Richard Strauss

 

万霊節 Allerseelen Op.10-8


献呈 Zueignung Op.10-1


 武満徹(1930-1996)作曲

小さな空


 パーセル(1659-1695)作曲 ブリテン(1913-1976)編曲

Henry PurcellBenjamin Britten

 

ばらよりも甘く Sweeter than roses


4月  6日(土)18:00 堺市東文化会館文化ホール(大阪)詳細


大阪公演のチケットは2月19日の時点で、ほぼ完売しているそうです。

お早めに堺市立東文化会館(電話: 072-230-0134 水曜休館)お問い合わせください。

NHKでリサイタル収録。

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おかげさまで、毎日元気にうたっています。


きょうは東京渋谷のNHKでリサイタルの収録。


リサイタル・ノヴァ」という番組で、


5月26日(日) 20:20-21:00(4/8訂正:時間間違ってました。)
5月31日(金) 09:20-10:00


NHKFMで放送される予定です。


共演はギターの大萩康司さん、ピアノの河野紘子さん。


もう最近は、ずっと一緒に演奏している大事な仲間です。


共演を重ねるごとに深まる絆と音楽をかんじるのです。


もっともっとレパートリーを増やしていきたい。


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日本のうた、ドイツ語のうた、イタリア語のうた、


いろんな角度から楽しんでいただける30分プログラムだとおもうので、


ぜひ聴いてみてくださいね。


その打ち上げのようす。


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まことに、気のおけない仲間たちだ。


またお知らせします。

ありがとうかなざわ。



Orchestra Ensemble Kanazawa(OEK)!!


はじめての金沢!


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いろいろな意味で、うれしい公演でした。


2009年、テノール時代に神奈川県立音楽堂の企画での


モーツァルト「バスティアンとバスティエンヌ」というオペラで共演した、


OEK音楽監督の井上道義マエストロ、小林沙羅さんのおふたりと、


カウンターテナーになってから初めての共演。


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(以上写真はOrchestra Ensemble Kanazawaサイトより)


同じくウィーンを拠点にして


世界市場めがけてたたかう同志である小林さんとの、


ソプラノとカウンターテナーのデュエットを初めて実現できたのも喜びと収穫。


なかなか聴けないようないい曲いっぱいあるんですよ。


これからいろんなコンサートでやってみたいと思っています。


指揮は25歳の平川範幸さんでした。


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もう情報誌で発表されていたので書けますが、


OEKとは2014年1月のニューイヤーコンサートでも共演させていただきます。


石川、富山、大阪、東京の4公演です。


金沢の街を小粋に走ろう、


というなんかのCMのように小粋に走りたかったんだけど、


時間がなかったから、1月に走ろうとおもいます。


あしたは東京のNHKで、リサイタル(FM)の収録です。


おやすみ世界。


ありがとう金沢。

*『藤木大地』オフィシャルHP

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カウンターテナー歌手。
2012年、日本音楽コンクール第1位。カウンターテナーとして史上初の優勝者となり、大きな話題となった。13年にボローニャ歌劇場にデビュー。14年、15年には N H K ニューイヤーオペラコンサートに2年連続出演し、さらにはウィーン国立歌劇場と14/15シーズンの客演契約を結ぶなど、国際的な活動を展開する、現在最も注目を集めるアーティストのひとりである。東京藝術大学卒業。新国立劇場オペラ研修所修了。新国立劇場にテノールとしてデビュー後、ボローニャ、ウィーンに留学。11年にカウンターテナーに転向。12年国際ハンス・ガボア・ベルヴェデーレ声楽コンクール世界大会にてハンス・ガボア賞を受賞。宮崎市出身。ウィーン在住。
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